女ゴコロを学ぶ Vol.288

手づくり体験でファンを育てよう!


こんにちは!女ゴコロマーケティング研究所の木田です。


そろそろあの季節がやってきました!
そうです!味噌づくりの季節です!

一般的に味噌の仕込みに適した時期は1月~2月
寒い時期がよいとされていますが

私は熟成期間が短い白味噌を
お正月のお雑煮に間に合うようにということで
この時期に白味噌を仕込んでいます。

今年で3年目。

はじめは「手づくり味噌」なんて本当に美味しいのかしら?
家に大量に白みそがあっても困っちゃう。

なんて思っていたのですが

味噌づくりにハマる人たちを見て
一度体験してみたいな…という軽い気持ちで参加し

今ではその魅力にどっぷり

我が家の“味噌汁”は
手づくりの白味噌と市販の合わせ味噌のハーフ&ハーフ。
コクが出てまろやかでとってもおいしい。

その他に“かす汁”や“クリームシチュー”のベースにしても
とってもやさしいお味に仕上がって
我が家では欠かせない調味料に…。

その魅力を教えてくれたのが
元禄二年創業、大阪堺市にある「麹屋 雨風」さんです。

生きた麹と蒸した大豆と塩を
混ぜて潰して、混ぜて潰して、ギュッギュッと押して
味噌づくりは結構大変な作業ですが

仕込みの作業をしながらレクチャーを受ける
麹の話、味噌の種類によって違う仕込み方や
味の特長、料理レシピなど

知見を広げ味噌とじっくり向き合う時間もまた楽しいものです。

そして知ると試したくなるのが人情。

雨風さんで販売している味噌をその場で購入したり
併設されたカフェで「糀屋 雨風」の塩糀、甘酒、醤油糀を使った
料理を楽しんだり…。

味噌と言えば
スーパーにはたくさんの種類が溢れ
ご当地味噌と言われるものも日本中に点在します。

そんな中で
違いを知って選ばれ
ファンをつくり
リピートしてもらうのは至難の業。

ましてや和食離れの時代です。

「味噌を買ってください」

ではなく

「手づくりの体験をしませんか」


を入口に

アプローチをするメーカーが
最近特に増えてきました。


梅酒で有名なチョーヤは
手づくり梅酒体験専門店「蝶矢」を展開。
背景にあるのは若者のアルコール離れ。

トマトケチャップで有名なカゴメは
トマトの栽培キットや栽培支援アプリ、コミュニティを展開。
背景にあるのは野菜離れ。


“学び”や“体験”を通して
きっかけをつくり、愛され、ファンをつくる
あなたはどんなアプローチができますか?



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