女ゴコロを学ぶ Vol.289

家事の見える化ですべてが始まる


こんにちは!女ゴコロマーケティング研究所の木田です。


国内の労働力の確保、経済活性化
SDGsやESG(※)の観点から

女性の活躍推進が欠かせないと言われて久しいですが

その足かせとなるのが

女性に集中する家事育児労働であるというのも
同じように言われ続けています。

内閣府の調査(令和元年度 家事等と仕事のバランスに関する調査)によると
妻がフルタイムで働いている家庭の平日の家事労働時間は

 妻が113.0分(全体の67%)
 夫が 55.2分(全体の33%)

妻がフルタイム以外だと妻の家事労働の割合は88%(夫が12%)


これでも以前よりは少しは進んだかな?とは思いますが


問題は

共働きの家庭での理想の家事分担率は
5:5とする人たちが夫・妻共に多く


夫は「結構やっている」と自己評価をしているのに対し
妻は「全然足りない」と感じていること。


現在の家事分担に対し夫の満足度より
妻の満足度が20%近く下回ること。


これらのギャップにあると思います。


ではなぜ、このようなギャップが起こるのか?

一番の要因は“家事”“育児”というものが可視化され
タスクとして夫婦間で共有されていないからだと思います。


主に妻が担っている67%(フルタイム外だと88%)の家事の多くが
夫には認識されていない。


職場だとタスクの洗い出しと振り分けは
チームで仕事をする上での基本ですよね。

家の中のこともそこから始めると
いろんなことが一気に前へ進みだします。


例えば “家事を見て、話そう。” がキャッチフレーズの
「Yieto」というアプリでは


“家事”“育児”を約130ものタスクに分け
夫、妻、どちらが主に担っているのかを可視化してくれます。


単純にどっちが多いか少ないか、いいか悪いかの話ではなく


今まで認識されていなかった“家事”“育児”が
夫婦の共通認識として明らかになるだけでも大きな一歩に繋がります。


それは夫婦間の問題だけでなく
先に述べた女性活躍という企業の課題解決促進にも繋がりますし


消費者向けのモノやサービスを提供している企業にとっては
携わる社員全員が“家事”“育児”のタスクと課題を
正しく知っていることは、とても重要なことだと思うのです。


そこにはたくさんのビジネスチャンスが眠っているのですから。


「住」や「食」に関わる企業は特に
基本はここからではないかと思うのです。


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 女ゴコロマーケティング研究所では
 「家事育児の見える化」をベースに各種研修を行っています
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例えば「家事育児の見える化」をベースに意識改革。女性活躍を推進。
例えば「家事育児の見える化」をベースに商品・サービスの開発のアイデア
営業促進など、企業のニーズに合わせて 研修プラン をおつくりいたします。


 ■ご相談は
  https://onnagokoro.com/contact/


※ESGとは

 ・環境(E: Environment)
 ・社会(S: Social)
 ・ガバナンス(G: Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉。

 企業が長期的に成長するためには、経営においてESGの3つの観点が
 必要だという考え方が世界中で広まっている。
 ダイバーシティや所得格差の是正など女性活躍にまつわることは
 社会の観点で重要視されている。