女ゴコロを学ぶ Vol.273

削減義務化で変わるビジネス


こんにちは!女ゴコロマーケティング研究所の木田です。


先日、政府は「プラスチック資源循環促進法」に基づき
事業者に対し特定12品目のプラスチックごみの削減義務を求める
法律を4月1日から施行すると発表しました。

コンビニやスーパーへは
フォークやスプーン、ストローなどの削減を。

ホテルなどへは
ヘアブラシやカミソリ、歯ブラシなどアメニティの削減を。

と、ここまでは
これまでの業界の取り組みの延長で何とかなるイメージができます。

お客様も必要なければ断ればいいし
どうしても必要な場合は有料化するなど
実施に際しお客様にも事業者にも大きな負荷はないように感じます。

むしろ事業者にとっては環境対策を旗印に
コスト削減を見込むこともできます。

しかし同じく対象の
クリーニング店への
ハンガーや衣料用カバーの削減義務はそう簡単な話ではありません。

綺麗に洗浄しアイロンをかけた衣類が
他の衣類とこすれ合ったり引っ掛かったりして
傷がついたり繊維クズがついたりするのを防ぎ
シワや型崩れをおこさないよう効率よく保管するためにも
ハンガーやカバーは必要だからです。

特に、立体的なシルエット、デリケートな素材や付属品が多い
女性ものの衣類は洗浄だけでなく保管や受け渡しにも神経を使います。

また、ハンガーを使わないたたみ仕上げの方が
人件費がかかるという側面もあります。

そういった点が
以前から課題になってたプラスチックごみ削減の取り組みを
先送りにさせていたといえるでしょう。

単にサービス品として渡さなければいいというわけではなく
コストをかけず
品質を落とさず
スタッフとお客様へできるだけ負荷を掛けず
オペレーション自体を大きく変えなければなりません。
しかも短期間で…。

逆に考えればこれらの課題への新しい取り組みが
安いから、近いから、品質がいいからという理由とは別軸の
クリーニング店とお客様をつなぐ絆
その店を利用する理由になる可能性も十分にあります。

クリーニングに出すたび
増えるハンガー、大量に出るプラゴミに罪悪感を覚える
お客様は間違いなくいたのですから。

今はプラスチックごみに注目が集まっていますが
いずれは紙や食品など適用範囲は広がるのではないかと思います。

例えば

消費者の許諾なく大量のDMやカタログを郵送する
事業者に削減義務や税が課せられる。
事業者の食品廃棄量によって罰則や優遇措置がなされる。

そんな近い将来のために 私たちも
ビジネスを見直す必要がすぐそこに迫っています。
女ゴコロマーケティング研究所では
『女性向け商品開発プロジェクトのコンサルティング』を行っています。


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