女ゴコロを学ぶ Vol.336

5月病?意外と知らない女性特有の理由とは


こんにちは!女ゴコロマーケティング研究所の木田です。


5月も半ばを過ぎました。

5月生まれの私は

新緑が美しく
日差しがやわらかで爽やかな風が吹く
5月が一年の中で一番好きな月です。

しかし、世の中では「5月病」という言葉があるくらい
心身に不調を感じる人が多くいます。

原因としては

学校、職場、住環境の変化や新年度の始まり
人間関係の変化などがストレスを増加させ

ゴールデンウィークの長い休みで
リズムを取り戻せずに体調を崩しやすくなるからと
言われていますが

そこに女性特有の要因が加わっているのをご存じですか?


女性と男性ではかかりやすい病気が違います。

うつ病や甲状腺の病気、関節リウマチ、骨粗鬆症、更年期障害などは

男性よりも女性がかかりやすく

女性ホルモンや妊娠出産のための
自己免疫反応が影響していると言われています。

(一方、男性は生活習慣に起因する病気が多いのが特徴です)

5月は生活環境の変化による心身の疲れが出やすい時期ですが
同時に、気圧の変化や寒暖差の大きい季節です。

気圧の変化や寒暖差は自律神経の乱れを引き起こし
女性特有のホルモンバランスへの影響が重なることで、
より不調が現れやすくなるのです。

また、女性はストレスに対する感受性が高い傾向があり
心身の不調として現れやすいのも特徴です。


 頭痛、めまい、肩こり
 倦怠感、眠気、集中力の低下
 イライラ、不安感、気分の落ち込み
 むくみ、胃腸の不調、冷え


病院に行くほどではないし…。

といった不調を慢性化させないためにも
ただ我慢して放置しないことが大切です。


まずは理由を知ることから始めましょう。

その上で

・睡眠、食事、適度な運動で生活リズムを整える
・月経周期をアプリなどで管理し、事前に備える
・気圧変化をチェックして、早めに休息や対策をとる
・サプリや漢方、リラクゼーションなどを活用する
・医療相談やカウンセリングサービスを活用する


など、自分自身を大切にケアしましょう!

マーケターにとっては
これらの不調を和らげる商品・サービスの創出が
ビジネスチャンスにつながります。


男性だって自律神経は乱れるし、不調も感じる。
でもその要因や現れ方には性差があるし、個人差もある。

そんな違いに目を向けながら
互いにいたわれるやさしい社会になればいいなと思うのです。