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女ゴコロリサーチ

vol2. 女性のパソコン購入意識調査

パソコンの家庭普及率は約9割。当然、女性ユーザーも多いはずで、ある調査では、家電量販店でパソコンを買う人の女性比率は49%といいます。
では、現状のパソコン売場は女性のココロをつかむ売場になっているのでしょうか?
20代~30代のパソコン購入予定の有職女性15名を対象に座談会を行ってみました。
テーマは、"女性がパソコンメーカー、量販店に求めること"です。

意識調査内容

(1)好きなパソコンメーカー・ブランドはありますか?

  • 好きなパソコンメーカーはない。

15名中14名が、好きなパソコンメーカーはないと答えました。その理由は、「メーカーやブランドの違いがわからない」というものがほとんど。機能・性能の違いがわからないだけでなく、メーカー・ブランド毎のイメージも曖昧にしか捉えていないため、好きかどうかもわからないということでしょう。

(2)パソコンメーカーに求めることは何ですか?

  • 女性にとってうれしいパソコンを開発して欲しい。(軽い!かわいい!動きが早い!)
  • 男性人気タレントを広告に起用して女性の興味を引こうとしているのは理解できますが、それよりも女性が手に取りやすく、見やすいカタログを作って欲しいです。
  • 誰にでもわかりやすい説明書の添付。
  • メーカーやブランドを見比べたときに、それぞれの強みや特徴をもっとわかりやすく訴求して欲しい。

女性にとってうれしいパソコンは「軽い」「かわいい」「動きが早い」。そして、メーカーごとに強みや特徴をはっきり打ち出して欲しいと考えています。イメージ訴求CMだけでなく、わかりやすいカタログや説明書など女性への配慮を求めています。

(3)パソコンを選ぶとき、困ることは何ですか?

  • 説明に数字とアルファベットが並んでいて、それらが何を意味しているのかわからない。
  • 販売員に説明を求めた際に、専門用語を使って説明されると理解できない。
  • 販売員に聞いても不明瞭な回答や、専門用語で説明を繰り返すことが多いので困る。
  • 種類が沢山ありすぎて、何を選んで良いのかわからない。また、知識がないのでいまひとつそれぞれの良さを理解できない。
  • スペックの見方がわかりづらい。メーカーごとに並んでいるが、あまりメーカーにこだわりのない私は、どこを基準に選べば良いか迷いが生じる。
  • 自分のしたいことに適しているパソコンがどれかわからない。

15名中15名の女性が「困ることがある」と答え、「スペックや専門用語がわからない」「販売員の説明がわからない」「たくさんありすぎて、自分にぴったりがわからない」ということを訴えています。パソコンを買いたい女性は多いのに、困っている女性がほとんどという事実。メーカーや量販店で対応すべき課題は多そうです。

(4)パソコン売場への不満は何ですか?

  • POPに書いてある意味がわからない。
  • 機能・性能のスペックPOPが多いので、自分の用途に何が合うのかわからず、困る。
  • すべてが同じに見えてしまう。
  • 情報量が多すぎる。選択肢が多すぎる。
  • 売場にワクワクする要素がない。引き付けられない。
  • プロバイダー会社(ネット割引)の都合で陳列されていて、パソコン自体を比較して見にくく、選びにくい。
  • パソコンに詳しくない私にとっては、それだけで売場には入りにくいです‥‥

とにかく、POPが多すぎ、書いてある内容がわからず、どれも同じように見えてしまっているようです。パソコンに詳しくない女性にとっては、それだけでプレッシャーに感じる売場になっている可能性が高そうです。知識がなくても困らずに、自分のやりたいことに応えてくれるパソコンが見つかり、パソコン選びが楽しいと思える売場づくりが、求められています。

(5)パソコン販売員の接客への不満はありますか?

  • 販売員に男性が多く、女性の悩みを理解してもらえない。
  • スタッフが少ない上に、早口で説明されるので気軽に質問しづらい。
  • 家電には詳しそうだが、コミュニケーションが取りにくそうなので、詳しい男性についてきてもらわないと、買えないと思っている。
  • 迷っていると伝えても『●●(専門用語)は必要ですか?』などと質問するだけで、●●(専門用語)の意味さえわからないし、意味を聞いても機能の説明だけで、それが結局、自分に必要なものなのかどうかさえわからない。
  • 面倒くさそうに接客される。馬鹿にされているように感じる。
  • お客様を選んでいる(女性一人で見ていると中々声をかけないが、男性と同伴だと、しつこいくらいに接客する)。
  • わかりやすく説明してくれても、購買決定にいたる決め手まで説明してくれないので、なかなか決断できない。

女性は、自分の悩みを親身に聞いてくれたり、話しかけやすい販売員がいないと感じているようです。女性客を馬鹿にしようと接客をしている販売員はいないはずですが、忙しく見えることが面倒くさそうに接客しているように見えたり、ヒアリング不足や、専門用語・機能に終始した説明が馬鹿にしているように見えたりしているようです。パソコンの販売員は、女性のお客様とのコミュニケーション力が不足しているといえそうです。

(6)パソコン売場、接客に求めることは何ですか?

  • 各PCの際立った特徴や『こんなこともできますよ、生活がこんな風に潤いますよ』といったような提案が欲しい。
  • 売場が素敵だったり、ちょっぴりオシャレだったり、見ていて楽しい雰囲気に。
  • ひと目見て、そのパソコンの特徴がわかるPOP等の設置。
  • メーカーで何が違うのか素人でもわかるPOP等の設置。
  • 機能ではなく、使い方に応じたカテゴリわけがされているとありがたい。"写真編集にお勧め""ビジネスソフトすべて入ってます""軽くて頑丈なため持ち運びにお勧め"等。
  • 使用目的を聞き出し、その目的に合った機種をある程度絞り込んで提案し、素人にもわかるように、特徴を比較しながら、ワンポイントで端的に説明してほしい。
  • 女性が好みそうな売場とまではいいませんが、パソコンに詳しくない女性が立ち寄っても大丈夫と感じさせる売場作りを望みます。女性スタッフを数名配置するとか。
  • カテゴリ毎のランキングとか、スタッフが使用してみてのコメント等、ただ並べるだけでなく選ぶ参考になる情報が欲しい。
  • 接客を受けなくてもある程度わかるような説明を設置する等、セルフでも検討しやすい工夫。

女性は、機能・性能の説明ではなく、自分の使用目的を聞き出し、使い方・使用目的別にどのパソコンが良いのかを提案して欲しいと思っています。細かな説明よりも、素人が一目見てポイントがわかりやすいPOP、セルフでもある程度わかるような説明も必要です。カテゴリごとのランキングや、スタッフが使用した際のコメントなど、機能・性能の他に、ある程度、選ぶ際に参考にしやすい情報も欲しいと思っていることがわかります。

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